LITTLE TREE

軽井沢 戸建 高原 24,000万円

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LITTLE TREE

LITTLE TREE

軽井沢 戸建 高原 24,000万円

[ 1 / 7 ] Overview
LITTLE TREEという呼吸


森の中に溶け込み、「無の時間」を送ることのできる、
一人、たまに二人で過ごす山荘。
LITTLE TREEは、軽井沢の森の静けさに寄り添いながら、
自分の内側に耳を澄ませるための小さな建築として生まれた。
自然と建築のあいだに、美しい対話をつくること。
それが、この家の唯一の目的である。


 

 

 

 

 

[ 2 / 7 ] Concept
無の時間をデザインする

LITTLE TREEは、ごく限られた人のために設計した、当社プロデュースのコンセプトヴィラ。
日常の喧騒を離れ、自然の中で自分と向き合うための場所だ。
例えるなら、静かな海を一人で航海するヨットのように、周囲との距離を保ちながら、思考をゆるやかに解いていく感覚に近い。

想定するのは、日々ビジネスや責任を抱えるハードワーカー。
ここでは瞑想をしたり、本を読んだり、料理や映画に没頭したり、ただ眠ることでさえ、日常より深く感じられる。
その時間が、心と身体を整え、次のエネルギーを生み出す。

この空間の設計には、三つの軸がある。

  1. 1. 質の良い時間
     陽光の揺らぎや風の流れを穏やかに感じ、心が静まる空間であること。

  2. 2. 空間の美学
     見た目と機能が調和し、どこを切り取っても美しいと感じられる構造であること。

  3. 3. 普遍性と堅牢さ
     時を経ても価値を失わず、環境とともに成熟し、100年後もこの森に自然に存在していて違和感のない佇まいをめざした設計であること。

これらはすべて、流行や市場に左右されない精神的価値を追求した結果でもある。
LITTLE TREEは、その思想を小さなスケールの中に凝縮し、“良質な無の時間”を体験するための建築として生まれた。

 

 

 

 

 

 

 

[ 3 / 7 ] Architecture
森と呼吸する構造

軽井沢の森に家を建てるということは、景観に何かを“足す”のではなく、
そこにある静けさを乱さずに借景させてもらうことだと考えている。

LITTLE TREEの造形は、その考え方から始まった。
採用したのは、古くから山岳地帯で受け継がれてきたAフレーム構造
風雪や地震に強く、荷重を均等に分散できる合理的な形であり、同時に、余計な線を持たない純粋な構造美を備えている。

この伝統的な形式をただ踏襲するのではなく、現代の軽井沢に適したスケールとプロポーションへ再構築した。
柱や梁の断面比、屋根勾配、開口位置までを一から検証し、周囲の樹冠の高さや光の軌道と整合させている。

窓の配置は、光と風の流れを最大限に活かすために制御。
外壁の板材や庇の出寸法まで、すべて「森の呼吸」が室内に自然に流れ込むことを前提にデザインしている。

完成した家は、主張するのではなく、100年後もこの森にあっていいと思える佇まいを目指している。
それは、建築というよりも“風景の継承”に近い。
流行や技巧の先にある、普遍的な美しさを信じた結果として、LITTLE TREEはこの形に辿り着いた。


 

 

 

 

 

 

[ 4 / 7 ]  Interior & Materials
静かな精度

LITTLE TREEの空間は、「画一的でない自分らしいスタイル」という思想から始まっている。
そのため、設えの多くは既製品ではなく、外壁から建具、キッチン、造作家具に至るまで、
すべてがフルオーダーで構成されている。

手を抜ける場所が一つもなかった。
溝の位置や角の面取り、引き戸の滑り具合に至るまで、
数えきれないほどのサンプルとモックアップを重ねて完成に近づけていった。

空間を支える素材にも、ひとつひとつの理由がある。
ダイニングの壁に使われた庵治石(香川県)は、
硬質でありながら深い艶を持つ、国内でも希少な花崗岩。
この石が放つ微かな反射光が、空間に“時間の重み”を与えている。

無垢の木が呼吸し、石が熱を蓄える。
どの素材も見せるためではなく、この家の堅牢さと静けさを保つために選ばれている。

装飾は最小限、手触りは繊細に。
そうして生まれたのは、設計図には描けない“静かな精度”の世界。
LITTLE TREEの美しさは、その沈黙の中に宿っている。

 

 

 

 

 

 

 

[ 5 / 7 ]  The Garden
森に溶ける庭

LITTLE TREEの庭は、
建物の設計と同じスケールで考えられている。
屋内と屋外の関係を、境界としてではなく“連続するひとつの空間”として扱うためだ。

リビングから続く石壁がテラスを貫き、庭の奥へと伸びていく。
この連なりが、建築と風景のあいだに揺らぎのない一体感を生み出している。
室内にいながら外の空気を感じ、外にいながら建物の静けさに包まれる。

フロントヤードは、柔らかな葉色を持つ樹木を多層的に配置し、
外からの視線をやわらかく遮る。
建物の全体像はあえて見せず、木々の隙間からわずかに板壁が覗く程度に抑えている。
“見せない”ことで、かえってその存在が際立つ。

バックガーデンは、既存の森とつながるように計画されている。
地形の起伏を活かし、植栽を加えすぎず、もともとそこにあった自然のリズムを壊さないよう整えている。
午後の光が差し込むと、葉の影が壁に揺れ、室内の空気がわずかに森の時間を帯びる。

夜になると、地中に埋め込まれたガーデンライトが木々や下草を淡く照らす。
光源は見えず、明かりだけが漂うように計算されている。
自然に逆らわず、ただ静かに寄り添う。

この庭は、飾るためではなく、
建築が“森の一部として呼吸するため”にある。

 

 

 

 

 

 

 

[ 6 / 7 ] Location
軽井沢という静圏

 

LITTLE TREEが建つのは、南軽井沢・扇平別荘地。
ゴルフコース脇を抜ける並木のトンネルを進むと、森の奥に静かに佇むその姿が現れる。

周囲には野鳥のさえずりだけが響き、人の気配は遠く、風と光だけが時間を運ぶ。
それでいて、高速インターや軽井沢駅からのアクセスもよく、アウトレットまではサイクリングでちょうどいい距離感にある。

自然の奥行きと日常の利便性。
その二つが矛盾なく共存する、軽井沢の中でも稀有なロケーションである。

 

 

 

 

 

 

 

[ 7 / 7 ]  Little Tree
名前に込めたもの

この名は、アメリカ先住民の血を引く少年を描いた小説
『リトル・トリー』(フォレスト・カーター)から取られている。

自然の中で暮らす少年が、祖父母との対話を通じて“本当に大切なもの”を見つめていく物語。
その静かな精神が、この建築の原点にある。

華美ではなく、ただ誠実に、森の声に耳を傾け、自分と向き合う。
建築と自然のあいだに、美しい対話をつくる。
そんな時間を過ごしてほしいという願いを、LITTLE TREEという名に託した。

 

 

 

 

 

❚ 物件概要

物件名 The Cabin KARUIZAWA “LITTLE TREE”
価格 24,000万円(税込)
所在地 長野県北佐久郡軽井沢町「扇平別荘地」
土地面積 673㎡(約203.58坪)
建築面積 104.96㎡(約31.75坪)
延床面積 95.86㎡(約28.99坪)
構造 木造2階建て
間取 1LDK + シアタールーム + ガーデンテラス(焚火可) / 駐車2台
竣工 2024年7月
現況 空室(未入居)
引き渡し
その他 付帯家具(別途相談)
取引様態 売主
物件番号 KK-0442
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