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竹林の湯 「七 賢」

  • 湯河原
  • 土地
  • 成約済

竹林の湯 「七 賢」

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|プロローグ
湯けむり漂う山懐、千の野鳥がさえずる竹林の秘地

海と山が隣接する風光明媚な自然を背景に、落ち着きのあるコンパクトな宿が点在する玄人好みの温泉場の谷間から少しだけ山に入った場所に在る、竹林に囲まれ美しい山並みを見渡しながら天然温泉を楽しむユニット「竹の湯 七賢」のご紹介です。






| music select   Jon Batiste – Endless Love ft. Aloe Blacc 03:27




|玄人好みの温泉場
町を知るほどに味わいが深まる

神奈川県西端の町「湯河原」、海と山が隣接する風光明媚な自然を背景に落ち着きのあるコンパクトな宿が点在する玄人好みの温泉場として親しまれている。この町は隣接する熱海や箱根の陰に隠れがちだが町を知るほどに味わいが深まる。

 


 

「気候」
空気が違う

この町の北側は標高1000mクラスの大観山を中心に箱根外輪山がそびえ北からの風を程よく遮っている。また、南側は沖合に黒潮が流れる相模湾に面し、温かな海の風が町を包み一年を通して温暖な気候となる。「一年を通して温暖な気候」という耳慣れたキーワードだが、その町とのかかわりが長期的になる場合においてはこの要素はかなりの「恩恵」に思える。短期的な涼しさや温かさを得られるリゾート地には、とがった魅力を感じるが「一年を通して」という安定的な要素は歳を取るにつれ実に魅力的に思える。また、「温暖な気候」とは、単に暖かいというだけではなく夏場も過ごしやすいということだ。前述のとおり背後に山を背負い正面に海が広がることによる地形によっていつも風が吹いている。言い換えれば、常に「空気に淀みがない」ということだ。これにより夏の重たい大気を感じず爽やかに過ごせるという魅力的な気候が生み出されている。実際、クライアントを駅で迎えたあとの第一声に「空気が違う」という言葉をよく耳にする。この言葉はこの町の気候に対する最大の賛辞のように思える。











「水」
清らかで新鮮な水が蛇口から出る

この町には2本の河川がある、1つは静岡県との県境を流れる千歳川(上流では藤木川と名前が変わる)と吉浜に流れ込む新崎川となる。どちらも(最初の一滴)が町内にありごく短い距離を経て相模湾に流れ込むことや河川周辺の人家も少ないことから汚染要素が少なくヤマメ、モクズガニ、テナガエビ、蛍が生息する実に清らかな流れとなる。また、町内の水道水はこの河川上流部で浄水されたものが供給されている。質の良い水がゆえに消毒処理は少ない、さらにその水が短い時間と距離で配られる。清らかで新鮮な水が蛇口から出るということは実にありがたい。この要素もこの町で得られる大きな「恩恵」といえるだろう。

湯河原の水






 

 

「アクセス」
海を眺めながら道中を楽しむ

都心からの距離感が良いのもこの町の魅力の一つだろう。都内を軸に考えると別荘までの距離は100km圏内、車移動でも2時間以内が理想的だ、その距離が短すぎても気持ちの切り替えに物足りなさを感じるし遠すぎれば自然と足は遠のく。電車を使うなら新幹線が停まる「熱海」が最も時間効率が良いのだが「都内から近すぎる」感があり読書する暇もない。また、駅前の混雑を考えると駅周辺には近寄りたくない印象を受ける。この点、湯河原については最寄り駅が「湯河原駅」となり新幹線を使って「小田原」か「熱海」で乗り換え、在来線で海を眺めながら数駅の道のりを楽しみ静かな観光地の駅に降り立つ醍醐味を味わえ、別荘オーナーの中には都心からあえて「踊り子号」等の観光列車に揺られ道中を味わいながら行き来する人もいる。また、車での移動で言えば熱海より都内よりにある湯河原は有利だし、熱海市街の混雑を考えるとこの町の魅力はさらに高まる。


 

 

「選ばれる理由」
こだわりを持つ料理人がこの町を好むのかもしれない

町の魅力を計るうえで「食」は重要な要素といえる。2万6千人ほどの小さな町だが全国に名を知られる名店がいくつかある。フレンチを始め、日本食、中華そば、ベーカリーなど、週末ともなればその美味を求めて県外からの人で行列ができる。こだわりを持つ料理人は、都心からの程よい距離感と美しい自然、落ち着いたこの町の雰囲気を好むのかもしれない。





| Information

・エルルカンビス(フレンチ)|
・しらこ(割烹)
・鮨 こころ
・石葉(料亭旅館)
・BREAD & CIRCUS(ブレッド)
・飯田商店(中華そば)
・鳥助(焼き鳥)
・苑(フレンチ)
・懐石 加瀬
・そば処 山本
・瓢六亭(うなぎ)
・その他


|Location
旅なれた人が篭もり宿として選ぶ名旅館があるのもうなずける

湯煙が立ち昇る谷間の温泉街から南斜面の丘を上る。しだいに木々の数が多くなり丘を上りきったところで竹林に囲まれたフレンチの名店が現れる。自然豊かなこの町の中でも特に木々の多いこのエリアは隠れ家的な場所。旅なれた人が篭もり宿として選ぶ名旅館がこの地域にあるのもうなずける。今回紹介するユニットは陽当りの良い南向きのひな壇状に形成された別荘街の一角にある。周囲は車の通りが極端に少なく自然が奏でる音が支配する。1万メートルの上空を時折通過する旅客機のエンジン音が気になるほどだ。また、箱根外輪山から流れる風も心地よく木々の枝葉をなめていく様は爽快である。





|The Land
野鳥の圧倒的なさえずりと

自然豊かなこの町の中でも特に森が深いエリアにあり、高木と竹林で囲まれた500坪を超える敷地は周囲の視線を気にしないプライベート感のある環境となる。また、エレベーションの異なるフラットな敷地がつながることで造られる立体感もあり建物のアイデアが広がる。メインの敷地から少し下がった位置にある最下段の敷地については基本的に眺めを確保するためのものとなるが、キッチンガーデンなどに使うのも良さそうだ。敷地内には自生する木竹が育ち野趣ある雰囲気も心地よい。木々に集う野鳥の圧倒的なさえずりと枝葉の間からこぼれ射す陽光に癒しを感じる。


























木魂祭|枯れ木や支障木竹を伐採する前の神事の様子



| The View
山中暦日無し

南西に開けた敷地からは美しい山並みを広角に眺める。季節ごとに色合いを変化させる雑木で覆われた山の斜面、雨上がりに霧が立ち上り水墨画のような情景が現れる谷、夕日が沈み尾根の背後がオレンジや紫に染まる山の尾根、視界いっぱいに広がる大空と漆黒の山並みの上に現れる満天の星空、視線の下を旋回する山鳥、吹き抜ける風さえ目に見えるような、ドラマチックに変化する山国の恵みを五感で感じる。山並みを眺める景色の素晴らしいエリアは湯河原にいくつかあるが、このエリアからの眺めはこの町の中でもベストビューといえるだろう。「山中暦日無し」時間を忘れ本当のリラックスを得られる特別な場所に思える。









 

 

|天然温泉
いわゆる、自家源泉かけ流し

温泉を評価するポイントに鮮度がある。温泉は地表に出た時から酸化が始まり効能が弱くなっていくといわれている。すなわち、源泉から風呂に注がれるまでの時間と経路が大事ということになる。その点、このユニットにひかれる温泉は鮮度が保たれる環境にある。数軒のヴィラオーナーで共同所有する源泉はこの敷地に隣接する井戸で汲み上げられ、小さめのタンクで貯湯されたあとに各戸にロスなく自然送湯される、使われた湯は惜しみなく捨てられる「いわゆる、源泉かけ流し」ということになる。このような汲みたてホヤホヤの湯が供給される仕組みの場所は湯河原でもそう多くない。また、本件ユニットは3口分(浴槽1.5トン分)の受湯権利を有することで内風呂と外風呂が造れる容量がある。

この源泉「114号」の泉質と効能にも触れておきたい。見た目は無色透明で癖の無いしっとりとした湯だが身体の芯から温まりその持続性が特徴といえる。実際、この湯が供給されるユニットを何件か取引したが、取得したオーナーからもこの湯に対する評価はすこぶる高い。この極上の湯から上がりテラスで心地よい風に吹かれながら火照った身体を冷ますのも良い。遮るもののないプライベート感たっぷりの山荘から、刻々と変化する空と山の表情を眺めるだけで日々の喧騒を忘れさせてくれるだろう。

 


| 温泉詳細(H27.7調査データ)

・源泉名:湯河原温泉(第114号)
・泉質:ナトリウム=塩化物・硫酸塩素・低張性・アルカリ性・高温泉
・泉温:約79.3度
・知覚:無色透明・無味・無臭
・PH:8.5








 

 

|建築イメージ
ワールドクラスのヴィラを造りたいものだ

建物のレイアウトは南西側(山並みの景色)に向かってステップし下っていくエレベーションの地形と自生する木竹を活かしたものにしたい。例えば敷地の最上段と中断にまたがって建物造ることで眺めに向かって浮遊感のあるレイアウトとするのが良さそうだ。デザインについては少しだけ和のテイストを盛り込んだマウンテンヴィラが似合う。眺めの良い場所に温泉風呂とテラスを配置したいところだ。建物の用途としてはプライベートユースも良いが周囲にあまり気を使わなくてよいロケーションと敷地の広さを活用した使い方も十分考えられる。

(例としては)
① ハウススタジオ
② アトリエ
③ サテライトオフィス
④トレーニングファシリティ

が挙げられる。特に①④については稼働するにあたって近隣への配慮や敷地内で完結する一定の世界観が必要となり②③については質の高いプライベート感が重要となる。これらの使い方に必要な要素を叶える本件は活用の幅が広げられるユニットといえるだろう。

 

|image house






|まとめると
自然が織りなすプログラム

ユニットの魅力をまとめると、都心から100km圏内の近さでありながら、温暖で自然豊かな環境があるロケーションと、山と空の美しい眺め、天然温泉が挙げられる。自然が織りなすプログラムのリズムに同調した時間を送ることのできるレアなユニットに思える。また、アートギャラリーやミュージックスタジオ、リゾートオフィスで使っても違和感の無いマルチな使いができる条件のそろったユニットといえる。

 



| 物件概要

物件名 / 「竹の湯 七賢」(たけのゆ・しちけん)
販売価格 / 成約済
物件種別 / 土地
所在地 / 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
交通 / 東海道線「湯河原駅」約 3.6km
土地公簿面積 /1754.52㎡(約 530.74坪) 
現況 / 更地
建ぺい率 / 40% ・ 容積率 / 200%
高さ制限 / 15m
インフラ / 公営水道・個別浄化槽・プロパンガス
温泉 / あり(鉱泉地持分組合式・持分3口)
特徴 / 平坦な3段の敷地
眺望 / 湯河原の山並み
物件番号 / YT-0346


|Infomation

湯河原カンツリー倶楽部 約8.0km
箱根カントリー倶楽部 約34.9km
太平洋クラブ(御殿場) 約51.6km
真鶴ベイマリーナ  約9.6km
湯河原「離宮」 約1.3km
旅館「石葉」 約260m
エルルカンビス 約90m
・吉浜海岸 約5.3km
・真鶴半島 約11.7km
・熱海市街地 約12.0km