湯河原 熱海 真鶴の別荘|オオクスライフアシスト

YAMABUKI

  • 湯河原
  • 土地
  • 5,800万円

YAMABUKI

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美しき秘地
湯けむり漂う清流の傍ら

さがみの国「湯河原」、温泉の湯けむり漂う清流の傍らに在る、周囲の自然に溶け込む美しき秘地。






music select | Joe Hisaishi – One Summer’s Day 04:05


|湯河原
町を知るほどに味わいが深まる

神奈川県西端の町「湯河原」、海と山が隣接する風光明媚な自然を背景に落ち着きのあるコンパクトな宿が点在する玄人好みの温泉場として親しまれている。この町は隣接する熱海や箱根の陰に隠れがちだが町を知るほどに味わいが深まる。







「気候」
空気が違う

この町の北側は標高1000mクラスの大観山を中心に箱根外輪山がそびえ北からの風を程よく遮っている。また、南側は沖合に黒潮が流れる相模湾に面し、温かな海の風が町を包み一年を通して温暖な気候となる。「一年を通して温暖な気候」という耳慣れたキーワードだが、その町とのかかわりが長期的になる場合においてはこの要素はかなりの「恩恵」に思える。短期的な涼しさや温かさを得られるリゾート地には、とがった魅力を感じるが「一年を通して」という安定的な要素は歳を取るにつれ実に魅力的に思える。また、「温暖な気候」とは、単に暖かいというだけではなく夏場も過ごしやすいということだ。前述のとおり背後に山を背負い正面に海が広がることによる地形によっていつも風が吹いている。言い換えれば、常に「空気に淀みがない」ということだ。これにより夏の重たい大気を感じず爽やかに過ごせるという魅力的な気候が生み出されている。実際、クライアントを駅で迎えたあとの第一声に「空気が違う」という言葉をよく耳にする。この言葉はこの町の気候に対する最大の賛辞のように思える。









「水」
清らかで新鮮な水が蛇口から出る

この町には2本の河川がある、1つは静岡県との県境を流れる千歳川(上流では藤木川と名前が変わる)と吉浜に流れ込む新崎川となる。どちらも(最初の一滴)が町内にありごく短い距離を経て相模湾に流れ込むことや河川周辺の人家も少ないことから汚染要素が少なくヤマメ、モクズガニ、テナガエビ、蛍が生息する実に清らかな流れとなる。また、町内の水道水はこの河川上流部で浄水されたものが供給されている。質の良い水がゆえに消毒処理は少ない、さらにその水が短い時間と距離で配られる。清らかで新鮮な水が蛇口から出るということは実にありがたい。この要素もこの町で得られる大きな「恩恵」といえるだろう。
湯河原の水







「アクセス」
海を眺めながら道中を楽しむ

都心からの距離感が良いのもこの町の魅力の一つだろう。都内を軸に考えると別荘までの距離は100km圏内、車移動でも2時間以内が理想的だ、その距離が短すぎても気持ちの切り替えに物足りなさを感じるし遠すぎれば自然と足は遠のく。電車を使うなら新幹線が停まる「熱海」が最も時間効率が良いのだが「都内から近すぎる」感があり読書する暇もない。また、駅前の混雑を考えると駅周辺には近寄りたくない印象を受ける。この点、湯河原については最寄り駅が「湯河原駅」となり新幹線を使って「小田原」か「熱海」で乗り換え、在来線で海を眺めながら数駅の道のりを楽しみ静かな観光地の駅に降り立つ醍醐味を味わえ、別荘オーナーの中には都心からあえて「踊り子号」等の観光列車に揺られ道中を味わいながら行き来する人もいる。また、車での移動で言えば熱海より都内よりにある湯河原は有利だし、熱海市街の混雑を考えるとこの町の魅力はさらに高まる。










「選ばれる理由」
こだわりを持つ料理人がこの町を好むのかもしれない

町の魅力を計るうえで「食」は重要な要素といえる。2万6千人ほどの小さな町だが全国に名を知られる名店がいくつかある。フレンチを始め、日本食、中華そば、ベーカリーなど、週末ともなればその美味を求めて県外からの人で行列ができる。こだわりを持つ料理人は、都心からの程よい距離感と美しい自然、落ち着いたこの町の雰囲気を好むのかもしれない。







| Information

・エルルカンビス(フレンチ)|
・しらこ(割烹)
・鮨 こころ
・石葉(料亭旅館)
・BREAD & CIRCUS(ブレッド)
・飯田商店(中華そば)
・鳥助(焼き鳥)
・苑(フレンチ)
・懐石 加瀬
・そば処 山本
・瓢六亭(うなぎ)
・その他



|Location
一首で読まれた情景そのままのロケーション

「あしがりのとひ(土肥)のかふち(河内)にいづるゆ(湯)のよにもたよらにころがいはなくに」
万葉集で唯一、温泉のある街の情景が読まれたのが湯河原となる。今回紹介するユニットはこの一首で読まれた情景そのままのロケーションにあり、巨石の間を流れていく清らかな渓流に面した特別な立地となる。敷地内から張り出したヤマモミジ越しに眺める川面はじつに風情があり日本の美を感じる。近隣には文豪が定宿とした宿が立ち並び温泉場の風情もある。本件には温泉は付帯しないが近くに立ち寄り湯が点在し湯河原の湯を気軽に巡れるのもありがたい。

|Information
・湯河原カンツリー 約7.9km
・箱根カントリ―   約24.7km

・熱海駅 約10.9km
・真鶴港    約8.5km
・吉浜海岸   約5.0km
・こごめの湯   約950m
・いずみの湯 約1.6km
・エクシブ湯河原離宮 約190m




















|The Land
木々の枝葉越しに清流を眺め

本件ユニットは温泉場の中心地から箱根に向って少し登った幹線道路と藤木川に面した角地にある。接面道路から少しだけ地盤の高い古家の残る敷地はフラットで傾斜地の多いこのエリアの中では希少な地勢といえる。ヤマモミジやショロの木が茂る敷地からは木々の枝葉越しに清流を眺め、対岸までの距離も適度にあることで川側は特にプライベートが担保された状況となる。また、建物を建てる上でのメリットをあげると平坦地であることでの施工性の良さや、道幅の広い道路に面することで大型の車輛での搬入が可能となることで建築コストを抑えることもできそうだ。









































 

|建築イメージ
京都の川床に見られるような

本件ユニットでの建築は目の前にある清流を軸としたレイアウトとなる。足元を流れる川の景観を一番よく眺めるには、なるべく高い位置から見下ろす角度がベストとなることから、リビングやダイニング等のメインルームは2階部分に設けるのが良い。川側のウインドウに船のブリッジのような傾斜をつけることでより効果的に眺めを取り込むことが出来る。その他、メインルームに併設して寝室やライブラリーを設け、基本的には2階部分で過ごすレイアウトとするのが良さそうだ。合わせてリビングやダイニングから出られるテラスを設けて、京都の川床に見られるような清涼感のある演出をしたい。敷地内に茂る木々の枝葉の美しさをすぐ近くに感じながら春から秋にかけて過ごす時間はじつに気持ちよさそうだ。1階部分にはインナーガレージとエントランスを兼ねたラウンジ、そして半露天風呂をレイアウトしたい。エントランスはラグジュアリーな旅館のウェイティングラウンジのような雰囲気を持たせた上品な空間が似合うだろう。浴室は半露天とし清流に充満するマイナスイオンを顔に感じながら湯船につかる演出をしたい。あいにく本件には温泉の引き込みは無いが、近隣には数件の立ち寄り湯もあることや、宅配温泉という選択肢もあることから、温泉の欲求はそれで賄うことで割り切れるだろう。
また、建物の用途としてはプライベートユースも良いが周囲にあまり気を使わなくてよいロケーションと交通の利便性、周辺の観光や食事の選択肢の多さを考慮すると事業系での使い方も十分考えられる。

(例としては)
① バケーションレンタル
② ハウススタジオ
③ サテライトオフィス  などが挙げられる。
特に①②については稼働するにあたって近隣への配慮や敷地内で完結する一定の世界観が必要となり、その条件を十分満たすユニットといえるだろう。




 

 

|まとめると
湯河原の美しい環境の代名詞

本件ユニットは、都心から100km圏内の近さでありながら、温暖で自然豊かな環境の中でも湯河原の美しい環境の代名詞的な清流に面する特別なロケーションが魅力となる。また、宿泊施設等の商用利用としての使いもできる資産性の高いユニットといえるだろう。





| 物件概要

物件名 / 「山吹」(やまぶき)
販売価格 / 5,800万円
物件種別 / 土地
所在地 / 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上
交通 / 東海道線「湯河原駅」約 3.7km
土地公簿面積 / 532.48㎡(約 161.08坪) 
現況 / 古家あり
用途地域 / 商業地域
建ぺい率 / 80% ・ 容積率 / 400%
高さ制限 / 5階建以下
インフラ / 公営水道・公共下水・都市ガス
温泉 / なし
特徴 / 角地
眺望 / 藤木川・山並み
物件番号 / YT-0394