湯河原 熱海 真鶴の別荘|オオクスライフアシスト

CAMP CANARY

  • 湯河原
  • 土地
  • ASK万円

CAMP CANARY

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Outline
周囲に気を使わないロケーションは魅力

豊かな自然と温暖な気候の湯河原ビーチサイド、南傾するミカン畑の丘の中腹に今回紹介するユニットはある。450坪を超える敷地には巨木が育ち周囲に気を使わないロケーションは魅力といえプライベートユース以外にも使いたい気持ちにさせるユニットといえる。








Donavon Frankenreiter – Free 02:30



|湯河原の町
「自然の恩恵」
バリエーション豊かな構成

箱根外輪山を背に伊豆半島と真鶴半島に囲まれ形成された入り江に面する神奈川県沿岸西端の町「湯河原」。同町には豊かな自然を背景にいくつもの表情がある。藤木川の谷間一帯に温泉宿が点在する「宮上」、町の中心部「中央・土肥」、新崎川上流に耕作地が広がる「鍛冶屋」、吉浜海岸に面したミカン畑と別荘が点在する「吉浜」、真鶴半島の付け根にある小さな漁港周辺の「福浦」といったバリエーション豊かな構成になる。













「気候」
空気が違う

この町の北側には標高1000mクラスの大観山を中心に箱根外輪山がそびえ北からの風をブロックしている。また、南側は沖合を黒潮が流れる相模湾に面し程よく温かな空気が町を包み一年を通して温暖な気候となる。「一年を通して温暖な気候」という耳慣れたキーワードだが、その町とのかかわりが長期的になる場合においてはこの要素はかなりの「恩恵」に思える。短期的な涼しさや温かさを得られるリゾート地にはとがった魅力を感じるが「一年を通して」という安定的な要素は歳を取るにつれ実に魅力的に思える。また、「温暖な気候」とは、単に暖かいというだけではなく夏場も過ごしやすいということだ。前述のとおり背後に山を背負い正面に海が広がることによる地形によっていつも風が吹いている。言い換えれば、「空気に淀みがない」状態にあるということだ。これにより夏の重たい大気を感じず爽やかに過ごせるという魅力的な気候が生み出されている。実際、クライアントを駅で迎えたあとの第一声に「空気が違う」という言葉をよく耳にする。この言葉はこの町の気候に対する最大の賛辞のように思える。




「水」
清らかで新鮮な水が蛇口から出る

この町には2本の河川がある、1つは静岡県との県境を流れる千歳川(上流では藤木川と名前が変わる)と吉浜に流れ込む新崎川となる。どちらも(最初の一滴)が町内にありごく短い距離を経て相模湾に流れ込むことや河川周辺の人家も少ないことから汚染要素が少なくヤマメ、モクズガニ、テナガエビ、蛍が生息する実に清らかな流れとなる。また、町内の水道水はこの河川上流部で浄水されたものが供給されている。質の良い水がゆえに消毒処理は少ない、さらにその水が短い時間と距離で配られる。清らかで新鮮な水が蛇口から出るということは実にありがたい。この要素もこの町で得られる大きな「恩恵」といえるだろう。
湯河原の水








「アクセス」
海を眺めながら数駅の道のりを楽しみ

この町は隣接する熱海や箱根の陰に隠れがちだが町を知るほどに味わいが深まる。また、都心からの距離感が良いのも魅力の一つといえる。都内を軸に考えると別荘までの距離は100km圏内、2時間以内が理想的だ、その距離が短すぎても気持ちの切り替えに物足りなさを感じるし遠すぎれば自然と足は遠のく。電車を使うなら新幹線が停まる「熱海」が最も時間効率が良いのだが「都内から近すぎる」感があり道中の物足りなさを感じる。また駅前の混雑を考えると駅周辺には近寄りたくない印象を受ける。この点、湯河原については最寄り駅が「湯河原駅」か「真鶴駅」となり新幹線を使って「小田原」か「熱海」で乗り換え、在来線で海を眺めながら数駅の道のりを楽しみ静かな観光地の駅に降り立つ醍醐味を味わえる。車での移動で言えば熱海より都内よりにある湯河原は有利だし、熱海市街の混雑を考えるとこの町の魅力は高まる。





|Location
じつにのどかな環境だ

本件ユニットは吉浜海岸から少し登った海抜50mの丘の中腹にある。周囲にはミカン畑やザリガニがいる小川が流れる公園があり、のどかな環境だ。時折、木々の間に見え隠れして通過する東海道線の電車の姿にも親しみが持てるゆとりの空気感がある。もともとは古くからラジオ放送会社の山荘が建てっていた場所で別荘用地としての歴史は長い。また、砂浜までの道のりは650mほどで、浜へのアクセスの良さもこのユニットの魅力といえるだろう。



















|The Land
野趣を感じる

450坪を超える敷地は接面する道路から少し上がった場所にあり周囲の視線を気にしないプライベート感のある環境となる。エレベーションの異なる2枚のフラットな敷地がつながることで造られる立体感が良い。また、敷地内にはもともと自生していた野趣ある木々と、昔あった山荘時代に植えられた樹木が大きく育ち庭園の領域を超えた野趣ある庭となる。木々に集う野鳥の圧倒的なさえずりと枝葉の間からこぼれ射す陽光にワイルドさを感じる。































The view
人工物を感じないのどかな眺めだ

ユニットの敷地からは木々の枝葉の先に相模湾、伊豆半島、湯河原の山並みを遠望する。ワイドな眺めではないもの周囲の木々が眺めを切り取り、人工物を感じないのどかな眺めだ。煌めく海原をいつも視界の傍らに感じられるだけでも贅沢に思える。







プロポーサル
活用の幅が広げられる

この場所に造る建物はエレベーションの異なる2段のフラットな宅盤と敷地全体に巨木が茂るという土地の個性を活かしたものを造りたい。例えば、各宅盤に周囲の自然に合ったナチュラルでシンプルなキャビンを配置する、それぞれの建物は地面から少しだけ浮かしたブリッジでつなぎ点在する建物を行き来する仕組みをつくる。木々の合間からそれぞれの棟やガーデンエクステリアの気配を感じるというシチュエーションは雰囲気が良さそうだ。建物の用途としてはプライベートユースも良いが周囲にあまり気を使わなくて良い恵まれたロケーションと敷地の広さを活用した使い方も十分考えられる。
(例としては)
① ハウスハウススタジオ
② バケーションレンタル
③ アトリエ
④ サテライトオフィス
⑤ トレーニングファシリティ
が挙げられる。特に①②⑤については稼働するにあたって近隣への配慮や敷地内で完結する一定の世界観が必要となり③④については質の高いプライベート感が重要となる。これらの使い方に必要な要素を叶える本件は活用の幅が広げられるユニットといえるだろう。


IMAGE


















まとめると
本件ユニットの特徴をまとめると

・首都圏からの距離感
・隣接するメジャーリゾート地に無いナチュラルな環境リズム
・美しいビーチへの近さ
・陽光の得やすい南傾地形
・敷地の広さとトリッキーな地形
・豊かな既存樹木
・近隣に気を使わなくて良い環境
が挙げられ使い方のバリエーションが広がりやすいユニットといえる。また、幹線道路からこの場所へも比較的広めな道でアクセスできる割には接面する道は交通量は少ないのもありがたい。自然が織りなすプログラムのリズムに同調した時間を送ることのできるレアなユニットに思える。




| 物件概要

物件名 /  CAMP CANARY(キャンプ・カナリー)
販売価格 / ASK万円
物件種別 / 土地
所在地 / 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜
交通 / 東海道線「真鶴駅」約 1.9km
土地面積 / 1526.10㎡(約 461.65坪) 
現況 / 更地
建ぺい率 / 60%  ・  容積率 / 200%
高さ制限 / 15m
インフラ / 公営水道・公共下水・プロパンガス
温泉 / なし
特徴 / 吉浜海岸まで約650m ・ 海抜約53m
眺望 / 相模湾・湯河原の山並み
取引態様 / 仲介
物件番号 / YT-0338