「山紫水明」
自然を背景に日本の伝統美を織り込んだ

富士山麓の清らかでエネルギーに満ちた大自然を背景に日本の伝統美を織り込んだプライベートヴィラ。




music select | Ryuichi Sakamoto – Energy flow 05:11

｜河口湖
森と湖の距離感がちょうどよい

本件ユニットのある河口湖は富士山を中心にした「富士山世界遺産構成資産」に登録されている。国の名勝地に指定される富士五湖の中でも周辺距離が一番長い湖となり湖畔周辺は絶景を眺められるスポットが点在し多くの外国人が訪れる。日本への旅行が注目されオーバーツーリズムまで起きている昨今の状況を考えると今後も多くの外国人が訪れるエリアといえる。

｜Location
富士山麓の自然が溢れる

本件ユニットは中央自動車道「河口湖IC」から約6.8 kmの距離に位置し、河口湖湖畔へ徒歩で5分ほどの針葉樹の林に覆われた富士山麓の自然が溢れるエリアにある。通りの先には陽光で煌めく湖面を感じ、森と湖の距離感がちょうどよい恵まれたロケーションにある。

（Information）
・富士山五合目 約34.9km
・北口本宮富士浅間神社　約9.3km
・河口湖カントリークラブ　約8.9km
・富士桜カントリー倶楽部　約7.0km
・山中湖　約24.8km
・西湖　約3.4km

｜オーセンティックなユニット
稼働率も高く滞在者の評価も高い

本件ユニットは1日1組限定の貸し切り型宿泊施設（バケーションレンタル）ユニットとなる。バケーションレンタルは、近年、宿泊先の選択肢として一般化し、国内外のツーリストの宿泊地として一役を担う施設となるが、その多くは別荘や住宅を改良しただけの生活感が出てしまっているものであったり、専用に造られたものでも非日常が感じられないものが多くみられるが、本件は富士山麓周辺におけるツーリストのニーズをとらえ設定した明確なコンセプトに基づきデザインされたオーセンティックなユニットとなる。それにより稼働率も高く滞在者の評価も高い。また、400坪を超える敷地には増棟するスペースも十分あり、新たに建物を増やし効率的に収益を増やすことも可能となる。合わせて、コンパクトなルームレイアウトであることから、プライベートユースにおいても持て余すことのない空間とラニングコストが抑えられた設計が施された希望に応じた使い方ができる流動性と資産性の高いユニットといえる。

｜企業が宿泊施設を持つメリット
企業にとってポートフォリオに組み込みやすい不動産といえる

最近では企業が保養所や研修所の代わりに宿泊施設を所有するケースが増えている。施設の運営はオペレーション会社に委託し、社員やクライアントの福利厚生施設としての役割を持たせながら、一般の宿泊者を受け入れることで、その収益を維持管理コストに充て物件の所有コストを賄うという実に合理的な活用方法といえる。また、施設の規模が小さく収益化された事業用不動産はマーケットの幅も広がることから流動性が高く手離れも良い。そう考えると企業にとってポートフォリオに組み込みやすい不動産といえるだろう。社員数が多い企業であれば国内各地のリゾートエリアにユニットを所有し福利厚生を充実させていくという流れになっていくように思える。

｜The House

｜Room Layout
これでもかと言わんばかりに

本件ユニットは延床約80㎡というコンパクトな建物ながらアイデアの詰まった合理的なレイアウトにより最大7名が滞在できるユニットとなる。1階に寝室とバスルーム、2階にダイニングとキッチン、2階ロフト部分にリビングが配されエレベーションを上手く使い空間の広がりと用途に応じた部屋の振り分けを両立した見事なレイアウトだ。実際に7人の大人が滞在すれば多少窮屈さも感じるかもしれないが、大人4～6人であればある程度のパーソナルエリアは確保でき、気心の知れた者同士であればむしろ親密感があって良い。合わせて、キッチン脇から出られるコンパクトなテラスにもベンチとテーブルがあり、その脇に置かれたBBQグリルで調理し屋外での食事もできるスペースも用意されている。さらには、ガーデンにもファイヤースペース（焚火場）も造られていて天気によってはここで過ごす時間も多くなる。森の中には木々を見上げるスペース、森の端にはサウナハットまで用意され滞在の充実度を高める為の装置がこれでもかと言わんばかりに設えられていることに感心する。これらの設えがユニットの稼働率の高さと評価を得ている所以のひとつといえるだろう。

｜Design
日本の美を感じられるデザインは実に見事だ

ユニットのデザインコードは「新しき日本の美しさ」とあり、インテリアの随所にこのコードが感じられる。それを最も感じるのがリビングであり、水墨画のような河口湖とその湖畔の眺めを軸に納めたように切り取られたウインドウを中心に、小屋組みの表し天井、板桟の壁面、欄間を組み込んだ手すり、床の間を模したストーブなど、天井裏に造られた蚕棚のような屋根裏の空間に日本建築のトラディショナルな技法を上品に組みこまれた柔らかで美しいデザインと間の取り方に感心する。前述したようにインバウンドのツーリストが多く訪れるこのエリアのニーズを意識したものだと考えるが、この空間は古都観光地にある日本家屋を信念無くリノベーションしたものなどよりはるかに日本の美を感じられるデザインは実に見事だ。





























 

｜まとめると
購入者にとっても納得感が容易に得られる

本件は富士山麓の溢れる自然を背景に周囲の森と同化しつつ、このエリアを訪れるツーリストのニーズを前提に、デザイン性、コスト、滞在の満足度、資産性、拡張性などきめ細やかに考慮しこの土地の持つ魅力を最大化されたものであり、日本の象徴ともいえる富士山とその周囲の観光資源を考えると、購入者にとっても納得感が容易に得られる実に洗練されたユニットといえるだろう。

｜ 物件概要

物件名 / 山水｜SANSUI（さんすい）
販売価格 / 10,000万円（税込）
物件種別 / 宿泊施設
所在地 / 山梨県南都留郡富士河口湖町
交通 / 富士急行線「河口湖駅」約5.2km
土地面積 / 1393.46㎡（約421.52坪）　
建物面積 /80.32㎡（約24.30坪）
建物構造 / 木造合金メッキ板ぶき２階建　
間取り / 2BEDROOM（定員：7名）
建築年 / 2023年1月新築　
現況 / 宿泊施設として稼働中｜別荘利用可能
眺望 / 河口湖・山並み
温泉 / なし
家具 / 什器備品付帯
その他 / 宿泊オペレーション継承可能
取引態様 / 仲介
物件番号 / FK-0395