｜市中の山居
半島に包まれた美しい入り江を見下ろすURBAN CABIN

楠や松の巨木に覆われた真鶴半島と美しく小さな入り江を見下ろす高台に佇む、日本建築空間美のハイエンドモデル「数寄屋の山居」をご紹介します。

Select music | Céline Dion – My Heart Will Go On  04:40

｜真鶴町
町域の三方を海に囲まれた

都内から約90kmの位置にある神奈川県西部の町「真鶴」、町域の三方を海に囲まれ森が隣接する風光明媚なロケーションの人口がわずか6500人ほどの小さな町だ。町の産業は主に良質な石材と漁業、じつにのんびりとした空気感が漂う。この自然の豊かさとメローな雰囲気を好むファンも多く、町内には洗練されたVILLAが点在しアーバンリゾートとしても人気が高い。










｜Location
町の東端

本件ユニットは同町の山地エリアに位置する丘の頂上付近にあり、周囲は大小数件のヴィラが点在するコンパクトなコミュニティにある。幹線道路から近いところに在るのだが、目の前の通りは行き止まりの道路となり、通りの行き来は少なく静かな環境である。





｜Information
・岩海岸　約1.7ｋｍ
・真鶴港　約3.4ｋｍ
・湯河原カンツリー　約5.2ｋｍ
・小田原城カンツリー　約13.2ｋｍ
・小田原駅　約11.7ｋｍ


｜The House
緻密な細工で設えられた数寄屋の空間

本件建物は質の良い材料が緻密な細工で設えられた数寄屋の空間となる。建物のシルエットは周囲の自然に違和感なく溶け込み、水平、垂直の美と柔らかな屋根のむくりに清々しさをおぼえる。細かな普請に目を向ければ、天井板から建具まで素材の良さをそのまま生かし最高の技で設えられている。ひかり付けや、含みなどの納まりをみればその技術の高さを容易に感じられるだろう。室内空間は座してその空間の豊かさがもっとも感じられる設計となり正面に広がる美しい借景と調和し、穏やで心が洗われる空間となっている。また、驚くのは建物の程度がとても良いことだ、1979年に竣工し建築後44年経過していることになるがくたびれた感じはなく、むしろ経年変化による深みが増したことでヴィンテージの美しさが際立っている。この家のルーツについて話を聞くと、この家は普請道楽の家主が長年に渡りメンテナンスとオーバーホールを続けてきたとのことだ。この家を車に置き換えれば、造られた当時のオリジナルパーツを残し、ずっとメンテナンスされ続けてきた極上のヴィンテージカーと同じような価値に思える。
























｜The View
色のコントラストとバランスの良さは随一

ユニットの正面には、楠と松の巨木に覆われた真鶴半島と小さな入り江を見下ろす眺めが広がる。その眺めは碧と緑のコントラストが美しく、手前の小港に出入りする漁船の往来も合わさってのどかで爽やかな質の良い眺めとなる。景勝地が点在するこの地域の中でも色のコントラストとバランスの良さは随一といえるだろう。









｜The Garden
異なる樹木や草花が一体となりこの庭を形成し実に見事

建物の設えと同様に庭園についても抜かりが無い。外周の塀、石垣、門、延べ段、飛石、景石等多くの自然石が石組みされ庭の奥行きを感じる。植栽についても季節ごとに美しさを放つ数えきれないほどの樹木と下草が配され、長年にわたり手入れされてきたことで異なる樹木や草花が一体となりこの庭を形成し実に見事なものになっている。



















｜まとめると
ここからみえる光景を体験すれば

風光明媚で温暖な恵まれた環境の真鶴にあり、長年に渡り丁寧に維持されてきた質の良い数寄屋建物と日本庭園という風流な空間、真鶴半島と入り江を絶妙な向きと角度で眺めるロケーション、それぞれの要素がバランスよく合わさり、極上の「市中の山居」となっている。座敷に座り、風と陽光を感じ、庭越しにここからみえる光景を体験すれば、それだけでこのユニットの魅力は感じていただけるように思える。





｜ 物件概要

物件名 / 碧の辺（あおのほとり）
販売価格 / 成約済
物件種別 /中古戸建て
所在地 / 神奈川県足柄下郡真鶴町岩
物件番号 / MK-0347