湯河原 熱海 真鶴の別荘|オオクスライフアシスト

THE BLUE ROOM

  • 熱海
  • 戸建
  • 成約済

THE BLUE ROOM

  • 熱海
  • 戸建
  • 成約済

身も心もときほぐすスペシャルスイート
惜しげもなく広がる絶景を目の前に

熱海市街地から車で西へ約10分。小さな入江を囲む断崖にこのユニットがある。純白の建物はアメリカ西海岸の上質なヴィラを思わせる。扉を開けユニットの中へ入った瞬間、惜しげもなく広がる絶景を目の前に高揚感を覚える。打ち寄せる波の音とやわらかな風の心地よさにさそわれテラスへ、プール脇のチェアーに腰掛けたまま時間を忘れて過ごしてしまう心地よさだ。自然が織りなす幻想的なプログラムを前に身も心もときほぐす極上のスペシャルスイートといえる






select music | Seinabo Sey – Younger (Kygo Remix) 05:54



About ATAMI
恵まれすぎた観光リゾートタウン

温暖な気候、清らかな水と空気、風光明媚なロケーション、良質な温泉、関東と関西を結ぶ中継地など様々な魅力からいつの時代も注目を集める街「熱海」。その注目の高さから時代背景や景気など大きな変化があるたびに指標的に流行り廃りが報じられてきた街でもある。大型ホテルが閉鎖され宿泊者数が減ったことで町の活気が一時的に失われゴーストタウンと報じられ、近年は熱海のV字回復や人気の高さ等が報じられ、まるで金融商品のトレンドのような扱いである。しかしながらリゾート系不動産の視点から長年この町を眺めてきたものからすればこの町の人気が低下したという意識は無く異常な不動産価格であったバブル経済が崩壊した時代からは単価の変動はあったものの適正価格に戻ったに過ぎず需要は高かった、リーマンショック、東日本大震災、コロナなど最近の危機と呼ばれる時代にもリゾート物件の需要は旺盛だった、リゾートに少し追い風が吹けば物件が無いという状況へすぐに転じてしまうほど潜在的に市場在庫が常に少ないエリアである。熱海がゴーストタウンと呼ばれた時代は、宿泊する人たちのトレンドが変わったことでそのトレンドに対応できなかったホテルなどが淘汰された過渡期にすぎずニーズに合ったサービスが提供できる事業者に変わったとたんに休日の町は人があふれる状態になった。要約すると、この首都圏からもっとも近い恵まれすぎた観光リゾートタウンのポテンシャルは高くどんな時代でも注目される町といえる。この恵まれたロケーションにあぐらをかくことなく、邦人はもちろんだが外国人にも評価される街になってほしいものだ。

 



Location
日常の延長線にあるリゾート

熱海市街地から車で西へ約5分、小さな入江を囲む風光明媚な眺めの断崖に形成されたスペシャルなコミュニティー「THE SEA RANCH」の一角に本件ユニットはある。3400㎡を超える敷地は海岸線まで続き海に直接エントリーできるオーシャンフロントの立地となる。このあたりはツーリストで賑わう市街地の近くにありながら視界には人工物をほぼ感じない自然造形だけを眺める実に美しく希少なロケーションとなる。隣接するリゾートホテルの美しいビーチや入り江に停泊するヨットやクルーザーの姿が眺めに彩を添え熱海を「東洋のモナコ」と称されている所以を実感できる。品川駅から新幹線を使えば1時間程度でこの場所に到着できることを思うと都内からもっとも気軽に行ける質の高いアーバンリゾートといえ、隣接するホテルのヘリポートを使えば都心からの距離はもっと身近なものになり日常の延長線にあるリゾートといえるだろう。












The Sea Ranch
環境と眺めが永続的に保たれる仕組み

前述したとおり本件ユニットは5区画で構成されるコミュニティー「The Sea Ranch」の一角にある。このコミュニティーでは周辺に配慮した統一感のある街並みを形成するために建物とガーデンに関する細やかな設計ルールが設けられている。合わせて、各ユニットからの眺めを担保する為に観望の地役権登記が設定されているのも注目したいところだ。この場所の環境と眺めが永続的に保たれる仕組みにコミュニティーの意識の高さを感じる。







「The Sea Ranch」というコミュニティネームは、アメリカ西海岸 「サンフランシスコ」から北へ約 160 キロの距離に位置する海沿いの小さなリゾートタウンにある海へ突き出した荒涼とした断崖の上に建築家チャールズ・ムーアが設計したコンドミニアムロッジ 「SEA RANCH」がある。ムーアのデザインした施設のコンセプトは自然との共生。その土地のありのままの自然を残し、すばらしいロケーションに同化する空間は 1967 年の竣工後、多くの滞在客に感動を与えている。そして、土地の気候に逆らわずデザインされたシンプルな建物は世界中の建築家に今も影響を与えて続けている。その、ムーアが描いた 「SEA RANCH」をお手本とし、周囲の自然と共生した美しい街づくりができればという思いでこのコミュニティのネーミングとなった。自然を尊重した誇り高いコミュニティーを形成し、訪れる人に自然の美しさと大切さを感じることが理念となっている。



The Beach
その透明度と色合いに感動したのを記憶している

ユニットの敷地が面するビーチは本件コミュニティー以外の周辺地からアクセスすることが難しく人の往来が無いことから実質プライベートビーチ的な存在となる。大小のゴロタ石が転がる岸辺から30mほどシャローリーフが広がりその先でドロップオフし白砂の海底になる。海底が変化する棚の周囲には大型の魚が回遊し水の色も沖に向かうにつれ少しずつ深みを増していく。何度かこの海に潜り海底から海面を見上げたがその透明度と色合いに感動したのを記憶している。また、カヤックやSUPで東へ15分ほど漕いだところに、通り抜けられる洞窟がある、陽光の向きと海面の状況が良ければ青の洞窟のような光景に出会える、西側の海は数キロにわたりシャロ―リーフが広がり海底の様子をのぞきながらショートクルーズができるのもありがたい。家の目の前にこんなに美しく豊かな海が広がることを思うとこのロケーションに感謝を覚える。











The House
/ Layout

2016年に竣工した建物はル・コルビュジェの建築思想を継承する「坂倉建築研究所」が設計したものだ。シンプルで使いやすくどの部屋からも目の前に広がる絶景を眺めるビューハウスとなる。海抜約50mの道路面となる2階エントランスから海に向かって下階に降りていくエレベーションの構成は鳥が海面に向かって滑空していくかのような浮遊感があり実に非日常的な演出がなされている。「日常の延長線上にあるセカンドハウス」「家族や友人たちと集い豊かな時間を過ごす」をコンセプトに描かれた基本設計に現オーナーが継続してリモデルとチューンナップを行い現在のルームレイアウトに至っている。また、リビングダイニングとメインベッドルームとつながるスイミングプールは内外一体のつながり感があり実に居心地がよい。眼下のリーフと大海原を眺めるビューサウナも昨今のニーズを取り入れたありがたい設えといえるだろう。
















The House
/ Layout

建物の外観は既存地形に逆らわず周囲の自然に馴染んだスクエアな骨格にコミュニティーのドレスコードで設えられ、周囲の木々と相まって地中海沿岸のヴィラのような雰囲気がある。白壁に映り込む枝葉の影もなんとも美しい。インテリアについては「温かみのあるインテリア」をコンセプトにまとめられ、基本的に壁と天井はオフホワイト、床は天然木で仕上げられた王道的なデザインとなる。リビングスペースや1階廊下の床は天然石の床で仕上げられているのだが、夏場はプールとの行き来が頻繁になり濡れた足で室内を移動することを考えればこの仕上げがベストな選択だろう。目の前に広がる絶景を余すことなく感じられるように設計されたウインドウトリートメントにより晴れた日は、海と空の青が室内に広がり何とも言えない開放感に包まれる。また、アートを飾る壁面や空間が多く用意されていることにも注目したい。質の高い室内空間はファニチャーとアートの役割が重要になるのだが本件ユニットはその点を十分に考慮した設計となっている、オーナーと設計者の「知識と意識の高さ」を感じられる部分といえるだろう。このユニットとは2016年の竣工から7年近く、月に数度訪れる付き合いとなるが訪問するたびに写真を撮りたくなる。何度訪れても感性に刺激を与えてくれるヴィラはそうは無いだろう。

Link
坂倉建築研究所
arflex

















Swimming Pool
変化する水面はじつに美しい

ユニットは大海原にせり出す形で据えられたスイミングプールが軸となっている。淡い水色、深みのある碧、陽光のキラメキ、光の加減によって変化する水面はじつに美しい。また、空の雲や木々の枝葉を映し出すさまや周囲に棲む野鳥たちが日常的に水浴びに訪れる姿は癒しそのものといえる。プールの役割は視覚的なものだけではない、水深とレーンの長さはスイミングに十分なサイズがあり本格的なエクササイズができるのは魅力的だ。加えて、南北それぞれに用意されたプールサイドの一方はアウトドアダイニングの機能もありシンクやBBQの機能が付帯する。水と日差しと戯れるプールサイドで過ごすスローな時間はこの上ない贅沢に思える。










 

The Garden
周囲からの視線を気にする必要が無く

国道に面する建物の西側(フロントヤード)は車寄せの周りに季節のうつろいを感じる中高木の広葉樹が配されている。国道との境に作られた堅固な塀と樹木によって周囲からの視線を気にする必要が無く広さを生かした遊びが出来そうだ、ヤードの傍らにはガレージとストレージが用意されているのもありがたい。海岸まで続く東側の斜面は果樹をポイントにした園路が用意されている。海抜によって眺めが変化していく気持ち良いガーデンだ。園路を一番まで下ると共用のビーチハット(CapMartin)が用意され海へエントリーするベース基地となっている。














 

The View
景観を崩す人工物が視界に入らない

本件ユニットからの眺めは絶景と言っていいだろう。眺めの要素は下記に挙げる要素となるのだがそれぞれのパーツがバランスよく配されている。また、景観を崩す人工物が視界に入らないことにより眺めがより洗練されたものになる。ドラマチックに変化する自然の営みはその景色に動きを与えより質の高い眺めとなっている。都内から約1時間、市街地から5分程の距離でこれほど壮大で美しい眺めのあるロケーションはそうは無いだろう。

(眺めの要素)
・相模湾
・初島
・大島
・真鶴半島
・房総半島
・入り江
・洞窟のある断崖
・海の底まで眺めるリーフ
・隣地のプライベートビーチ
・島を行き交う定期船

















まとめると
ユニットの優位性を感じずにはいられない

本件ユニットの魅力をまとめると、まず、「熱海」について考える必要がある。都心から新幹線を使えば1時間ほどで着ける距離であり、さらに中部圏や関西圏へのアクセスが良いことが挙げられる。「新幹線」の駅があるということはかなり大きなメリットである。都心から近いオーシャンリゾートに「横須賀」「逗子」「葉山」「鎌倉」などが挙げられるが、新幹線の駅へのアクセス良さは「熱海」に圧倒的な軍配が上がる。暮らしの拠点や日常にあるセカンドハウスとしてはこの交通アクセスの良さは前述したアーバンリゾートをはるかに凌ぐものだろう。次に挙げたいのは本件ユニットの位置だ、道が空いていれば「熱海駅」まで車で10分程度、市街地へは5分程度という距離感はじつに都合が良く不便さや寂しさを感じない位置にありながら圧倒的な美しい大海原を眺める風光明媚な環境は熱海の中でも最も幸運なロケーションといえるだろう。ハワイオアフ島に置き換えればワイキキビーチとダイヤモンドヘッドくらいの位置関係と街並みの変化に似ている。さらに注目したい要素はユニットの建つ海抜にある、本件ユニットは海岸線の海抜0mから建物の建つ50mまでが敷地となるのだが、建物が建つ海抜50m付近では津波の心配はかなり薄れてくる。また、海を眺めるにも絶好の高さといえる。首都圏近郊でこのロケーションをもつユニットの優位性を感じずにはいられないだろう。圧倒的な自然を背景に美しく洗練された建物とガーデン、そしてこの環境と眺めを永続的に担保する為のルールが協定されたコミュニティー等、総合的に考えると本件ユニットはかなり希少なものでは無いかと思える。


| 物件概要

物件名 / THE BLUE ROOM

物件種別 / 中古戸建
価格 / 成約済
取引態様 / 媒介