LANAIKAI

｜ ROCKY POINT

熱海市街地までわずか3.5kmの距離に位置する、オーストラリア、ボンダイアイスバーグを思わせるプライベートリーフのある熱海の土地をご紹介します。

｜ About ATAMI

恵まれすぎた観光リゾートタウン

温暖な気候、清らかな水と空気、風光明媚なロケーション、良質な温泉、関東と関西を結ぶ中継地など様々な魅力からいつの時代も注目を集める街「熱海」。その注目の高さから時代背景や景気など大きな変化があるたびに指標的に流行り廃りが報じられてきた街でもある。大型ホテルが閉鎖され宿泊者数が減ったことで町の活気が一時的に失われゴーストタウンとして報じられた時代、近年は熱海のV字回復や人気の高さをメディアが取り上げる、まるで金融商品のトレンドのような扱いである。しかしながらリゾート系不動産の視点から長年この町を眺めてきたものからすればこの町の人気が低下したという意識は無く異常な不動産価格であったバブル経済が崩壊した時代からは単価の変動はあったものの適正価格に戻ったに過ぎず需要は高かった。リーマンショック、東日本大震災、コロナ禍など最近の危機と呼ばれる時代にもリゾート物件の需要は旺盛だった。リゾートに少し追い風が吹けば物件が無いという状況へすぐに転じてしまうほど潜在的に市場在庫が常に少ないエリアでもある。熱海がゴーストタウンと呼ばれた時代は、宿泊する人たちのトレンドが変わったことでそのトレンドに対応できなかったホテルなどが淘汰された過渡期にすぎずニーズに合ったサービスが提供できる事業者に変わったとたんに休日の町は人があふれる状態になる。要約すると、この首都圏からもっとも近い恵まれすぎた観光リゾートタウンのポテンシャルは高くどんな時代でも注目されてきた町といえる。

｜ Location

森と海を身近に感じる希少なロケーション

熱海市街地から車で西へ約10分、海から切り立つ斜面に本件ユニットはある。このあたりはツーリストで賑わう市街地までそう遠くない場所にありながら森と海を身近に感じる希少なロケーションとなる。

｜ The Land

海岸の近くまで車を乗り入れられる場所はかなり珍しく

ユニットは西側に国道135号線、東側に相模湾の海岸線に面した、海抜約0ｍから約33ｍにかけて広がる傾斜地にある。敷地には長い年月をかけて波に削り取られてできた岩肌や洞窟の造形、岩礁、巨木や自生する草花でにぎわう林と敷地全体がジオパークになっている。国道面から海岸へは敷地内の舗装されたスロープを使いアクセスができる。もともとこの場所には磯の一部に護岸を施した釣り堀（赤根公園釣場）があり、現存するスロープや石垣はその当時のものとなる。熱海周辺では国道より海側の土地は急な傾斜地であるため建物が建てられる場所は限りなく少ない。特に海岸の近くまで車を乗り入れられる場所はかなり珍しく、本件の立地はじつに希少な場所といえる。

｜ The View

壮大で美しい眺め

本件ユニットからの眺めは絶景と言っていいだろう。眺めの要素は下記に挙げる要素となるのだがそれぞれのパーツがバランスよく配されている。また、景観を阻害する電線などが視界に入らないことにより眺めがより洗練されたものになる。ドラマチックに変化する自然の営みはその景色に動きを与えより質の高い眺めとなっている。都内から約1時間、市街地から5分程の距離でこれほど壮大で美しい眺めのあるロケーションはそうは無い。

（眺めの要素）

• ・相模湾
• ・初島
• ・大島
• ・網代の渚

｜ 4 SITE

Land scape & House image

本件敷地は傾斜地となるが、その中でもいくつかの建築が行いやすいエリアが点在する。

SITE D　　　

国道面近くの敷地は海抜が一番高い場所となり、敷地内の他候補地と比較してプライベート感は劣るが海を見下ろす眺めと国道へのアクセスが良い。

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次に敷地の中腹に位置し外周がスロープに囲まれたエリアは巨木が育ちエキゾチックな雰囲気があり、手前の磯とその先の海原をバランスが良く眺める。このあたりまで海抜を下げると国道の音は気にならず、波音と野鳥のさえずりが周囲の音を支配する。

SITE B　　　

次にスロープの終点に広がるフラットな場所には既存の建物があり眺めは他の候補地と比較すると劣るが、建築の施工性が一番良い場所となる。

SITE A　　　

最後の候補地は海岸に隣接した細長い敷地となる。眺めは言うまでもなく、美しい水面と一体となる建築が可能だ。

土地がフラットな場所以外はビューハウスを構えるのに理想的であり、遮るものの無い眺めに向って浮遊しているような感覚を得られる。傾斜地がゆえに施工コストはかかるが、建物が完成しそのフロアーからの情景を見ればその労力は報われるだろう。

また、ひとつのエリアだけではなく、敷地の広さや地勢、特徴を生かし、目的に応じて建物を分散することも考えられる。メインの建物は中腹に設け、ガレージや海遊びのストレージはフラットエリアに、海際には大ぶりなテラスとビーチハットを作っても良さそうだ。この場合の注意点としては敷地の利用範囲を3000㎡未満とするにある。3000㎡以上の行為は都市計画法の開発行為となり周辺のインフラや傾斜地の整備などの許可要件が多くなりコストと時間が大きくかかることに注意したい。いずれにしても、この恵まれたロケーションを活かしたプランニングを行うことでこのユニットの価値はさらに高まるだろう。

｜ IMAGE HOUSE

｜ Sweat the Asset

事業利用の可能性

本件ユニットの敷地周辺は建築基準法上の用途地域の指定が無ないことから宿泊や飲食など多種な事業が行えるエリアとなる。ここでの事業は色々と考えられるが、観光地「熱海」という優位性とユニットのロケーションを考えれば、おのずと宿泊施設を軸とした事業となるだろう。

（本件の優位性）

・熱海市街地や南熱海へのアクセスの良さ
・海岸線に面した特殊な立地
・国道からのアクセスの良さ
・ジオパークのような環境
・プライベート感

上記の要素を活かせば、宿泊事業を軸に、飲食、アクティビティ、イベントなどの展開も考えられ、他の宿泊施設には無い特徴が出せるだろう。

｜ まとめると

熱海の中でも最も幸運なロケーション

本件ユニットの魅力の要素はいくつかある。ひとつは「熱海」のロケーションの良さにある。都心から新幹線を使えば一時間足らずで着ける距離であり、さらに中部圏や関西圏へのアクセスも良い。「新幹線」の停車駅があるということはかなり大きなメリットといえる。都心から近いオーシャンリゾートに「横須賀」「逗子」「葉山」「鎌倉」などが挙げられるが、新幹線の駅へのアクセス良さは「熱海」に圧倒的な軍配が上がる。暮らしの拠点や日常にあるセカンドハウスとしてはこの交通インフラの良さは前述したアーバンリゾートをはるかに凌ぐものとなる。

次に挙げたいのは本件ユニットの位置だ、道が空いていれば「熱海駅」まで車で10分程度、市街地へは5分程度という距離感はじつに都合が良く不便さや寂しさを感じない位置にありながら圧倒的に美しい大海原を眺める風光明媚な環境は熱海の中でも最も幸運なロケーションといえるだろう。ハワイオアフ島に置き換えればワイキキビーチとダイヤモンドヘッドくらいの位置関係と街並みの変化に似ている。

敷地については、国道に面していることが挙げられる。道幅の広い幹線道路から直接アクセスできることは工事コストが抑えられる。また、事業を行う場合においても場所が分かりやすくアクセスしやすいことは魅力的だ。合わせて、この敷地が海岸に接している希少性は言うまでもないが、木々で覆われた起伏のある広い敷地はプライベート感がつよく、世界観を造りやすい土地といえる。熱海の中でもこれほどの要素が揃ったユニットはそうは無いだろう。

｜ 建築家が考えるヴィラ

MORIYA AND PARTNERS

今回、「LANAIKAI AKANE AREA」で建物のイメージプランの制作を行ったアーキテクト事務所は、森屋 隆洋（TakahiroMoriya）氏が率いる「MORIYA AND PARTNERS」。住宅、別荘、オフィス、店舗まで幅広い用途の建築を手掛ける事務所だ。独創的なデザインを行う同社の建物は伸びやかな奥行きがあり建築ならではの美しさを感じさせてくれる表現が実にすばらしい。また、設計のコンセプトとして掲げる「建築される場所の豊かさに真摯に向き合いたい」という考え方は、自然が豊かなリゾート地での建築にマッチしている。過去の作品で印象的なのは伊豆で造られた「SETOYAMA」。90㎡のコンパクトな規模を感じさせない空間の広がりと景色の切りとり方が絶妙といえる。周囲の自然と共生した名作といえるだろう。

｜ MORIYA AND PARTNERS

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Tel: +81-50-3697-1050
Mail: info@moriyaandpartners.jp
HP: www.moriyaandpartners.jp

｜ 物件概要

物件名 / LANAIKAI  AKANE （ラナイカイ・アカネ）
販売価格 / 成約済
物件種別 / 土地
所在地 / 静岡県熱海市上多賀
取引態様 / 仲介
物件番号 / AT-0025