湯河原 熱海 真鶴の別荘|オオクスライフアシスト

湯宿 朝 霧

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美しくささやかな温泉宿
わずか五部屋の

湯けむり漂う山懐、緑深き山の弧を静かに眺めるわずか五部屋の美しくささやかな温泉宿をご紹介します。

*本件ユニットの詳細な情報開示につきましては弊社との「秘密保持契約」が必要となります。ご不便をおかけしますがご理解の程よろしくお願い申し上げます。

守秘義務契約とはリンク







music select |  Blossom Dearie – Tea For Two  03:24

 

 


湯河原
玄人好みの温泉場

神奈川県西端の町「湯河原」、海と山が隣接する風光明媚な自然を背景に落ち着きのあるこじんまりとした宿が点在する玄人好みの温泉場として親しまれている。この町は隣接する熱海や箱根の陰に隠れがちだが町を知るほどに味わいが深まる。都心からの距離感が良いのも魅力の一つだろう。例えば首都高3号「池尻」から約95km、常宿へのドライブにちょうどよい距離感だ。
 





名店が集う
町の魅力を計るうえで「食」は重要な要素といえる。2万5千人ほどの小さな町だが全国に名を知られる名店がいくつかある。フレンチを始め、日本食、中華そば、ベーカリーなど、週末ともなればその美味を求めて県外からの人で行列ができる。こだわりを持つ料理人は、都心からの程よい距離感と美しい自然、落ち着いたこの町の雰囲気を好むのかもしれない。







Location
湯河原の自然にもてなされているように

湯煙が立ち昇る谷間の温泉街から北斜面のくねった坂を上る。周囲は車の通りが極端に少なく自然が奏でる音が支配する。1万メートルの上空を時折通過する旅客機の音が気になるほどだ。また、箱根外輪山から流れる風も心地よく木々の枝葉をなめていく様は爽快である。空の色は刻々と移り変わり、霧に煙る山々、零れ落ちそうな満点の星空、ゆるやかに、そしてドラマチックに変化する壮大で美しい湯河原の自然にもてなされているようにこの宿は佇んでいる。








わずか五室の温泉宿
目の行き届くサイズ感

上質な空間ときめ細やかなサービスを実現できる程よい広さと隅々まで目の行き届くサイズ感がこのユニットの魅力といえる。














建物の設え
落ち着きと風情のある

もともとは財閥系企業の保養施設として作られた建物は日本建築の技法を凝らした手抜きのない設え周囲の山並みの稜線を背景に数奇屋門と折り重なる瓦と銅板で設えられた屋根のデザインに自然と共生する美意識を感じる、建物の構造体は堅固な鉄筋コンクリート造が採用され木造では得られない高さと広がりのある空間が設けられている、その伸びやかな空間に木がふんだんに使われた日本建築の間と技法が惜しみなく施され落ち着きと風情のある上質な空間が造られている。















庭園の設え
小庭と借景

門から建物までの前庭は延段が美しく藍染めの暖簾がかけられた玄関までつづくことで庭に奥行きを感じる。そして、湯殿へわたる廊下の傍らの中には孟宗竹と瓦の敷詰めが印象的な苔庭がある湯殿へ向かう廊下に瑞々さを添えている、このコンパクトながら庭園は日本的な情緒が十分味わえる庭といえる。














設備
コストに配慮した設備


ユニットでは単純でコンパクトな設備機器が採用されている、それは機器の維持管理や交換コストが抑えられ経済的な仕組みといえる。また、敷地の外周から見えない形で建物の屋根に太陽光発電パネルが装備され環境への配慮と燃料コストの削減が行われている。







維持管理
日々磨きこまれた

館内には隅々まで清潔感が漂う、日々の念入りな清掃と短い周期で行われるメンテナンス、磨かれることで木部はツヤを増し建物の風格をかもし出している旅行サイトでのこの宿に対する評価がこの宿の清潔さを物語っている。











客室
どの部屋にもファンがいる

客室は定員四名のスタンダードルーム4部屋と定員六名の特別室1部屋の計5部屋が用意されている、それぞれの部屋には個性があり常連客の間でも指定する部屋が色々だとか、部屋に風呂が無いことがネガティブなポイントになるかもしれないが、旅行サイトの口コミでは大風呂が貸しきりで使えたというポジティブなコメントが目立つ、部屋に風呂を供えないプランも湯殿に向かうことの行程が宿の醍醐味と考えればわるくない。









湯殿
手を加えず、手間をかける湯

湯のきらめきが美しく感じられる内風呂と、山並みと空を眺める爽快な露天風呂、合わせて4つの湯船には近隣の元湯でくみ上げられた温泉が適温にされ贅沢に注がれている。熱海、箱根、湯河原という国内有数の源泉群がひしめくこのエリアの中にあって温泉通をうならせる良質の温泉「桜山」の湯、その名湯を源泉から湧き出た湯の質をできるだけ損なわない状態で湯船に注ぐ手間をかけた仕組みがとられていることで温泉の湯触りや効能をよく味わえ「これが本物の温泉か」と感じられる自慢の湯となっている。









湯河原温泉
1300年の歴史、万葉集に詠われた古湯

湯治場として利用された湯河原温泉は「傷の湯」として知られ文人墨客が保養のために訪れた名湯、1300年も昔から人々を癒し続けた誉れ高き湯


「あしかりの とひのかふちにいづるゆの よにもたよらに ころがいはなくに」
(万葉集 巻十四)










まとめると
プライベートな宿として運用していくのが

旅慣れた温泉通が好む温泉場として親しまれる宿が点在する湯河原だが、その多くは家族経営や小規模のものとなり後継者や資金力の問題からその姿は年々少なくなっている。その中にあっても今も質の高いもてなしを続けている本件ユニットの存在は希少といえる。また、堅固な骨格に日本建築の装飾と和庭園が設えられた素性の良さと、維持管理や少人数でのオペレーションが可能なコンパクトさは魅力的に思える。このユニットの効率的な使い方と継続性を考えると、企業が所有し一般の宿泊客の受け入れと合わせて、社員の福利厚生やクライアントを招くプライベートな宿として運用していくのがベストな選択に思える。