URBAN OUTSIDERS
Life StyleURBAN OUTSIDERS
Life StyleURBAN OUTSIDERS 「軸足を移す」
「都会にいる必要性」が考え直されてきているようだ
首都圏などの人口密集地域から環境の良い場所(リゾート地)に生活拠点を移す考えを持ったクライアントが増えている。もともとセカンドハウスという概念はあるが、生活のベースは都心に置き、週の2日ほどをリゾート地で過ごす別荘使いのスタイルにとどまる。近年の「通信技術の進化」と「働き方改革」によって場所や環境に縛られない自由な働き方が可能になってきていることで「都会にいる必要性」が考え直されてきているようだ。
適正なリゾート地を選択する
通信インフラさえ整っていれば田舎や南の島に拠点を移すことができる
その人のワークライフや必要な社会とのコミュニケーションの程度によって生活拠点を移すリゾート地にも適性がある。それはオンラインとオフラインのコンファレンスの配分によって都心から離れられる距離と場所が決まってくるだろう。例えば、コミュニケーションの大半をオンラインで賄える仕事であれば、通信インフラさえ整っていれば田舎や南の島に拠点を移すことができる。反面、オフラインでのコミュニケーションが日常的に必要な仕事は都心へのアクセスの良さを重視することになるだろう。そうした個々の事情によって適正なリゾート地を選択することになるといえる。
拠点を移すメリット
1時間足らずで都内の中心地にいるギャップを楽しんでいる
リゾート地に拠点を移すメリットはたくさんある。もっとも恩恵を感じるのは環境の良さだろう。都市とは明らかに異なる空気の良さや自然の景色はシンプルなメリットだが飽きのこない静かな幸福感がある。また、ドラマチックに変化する自然の情景の中に身を置くことで刺激を受け生産性や創造性を高める面もあるし健康も得られる。実際、リゾート地に暮らしクライアントのほとんどが都心にいるというシチュエーションで仕事をしている私たちはその恩恵と幸福感を実感している。平均して週に1度のペースで都心に出るが不便さは感じていないし、美しいビーチの目の前のオフィスを出て1時間足らずで都内の中心地にいるギャップを楽しんでいる。また、遠く離れ沖縄本島での仕事の場面でもスカイプやメッセンジャーアプリでのやり取りで十分ことが足りたしオフラインでのコミュニケーションは楽しみであり暮らしにメリハリがつくことを実感した。
HIGH LIFE
余裕から人生を美しくデザインするゆとりが生まれる
また、経済的にみても都心と比較して不動産が安価であることが挙げられる。生涯でもっとも大きな支出となるパートが大きく軽減されることは余裕が生まれることにつながる。余裕から人生を美しくデザインするゆとりが生まれ、充実した暮らしのスパイラルにコースインしハイライフがスタートできるだろう。都心からリゾート地に軸足を移すスタイルにとても魅力を感じる。
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