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温泉観光地の暮らし

  • Life Style

2020.03.29

温泉観光地の暮らし

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温泉観光地が暮らしの拠点となる
都心に暮らす必要性が薄れ環境の良い場所に暮らすことの喜びを実感しているようだ

 

観光客の増加に伴い熱海の街はかつての温泉街の活気を取り戻しつつある。新幹線を使えば東京「品川駅」から約30分、車でも東名高速と小田原厚木道路を走り2時間弱というアクセスの良さは他の観光地と比較しても大きなアドバンテージがある。熱海には独特の趣というか魅力がある。「温泉観光地的エキゾチック」それは駅の改札を出た瞬間から始まる。非日常感の期待を含んだ観光客、土産物屋が並ぶ温泉街独特の匂い、宿泊客を迎える宿の車列、爽快な空気と陽光のダイレクトさを感じるだけで、日常の町ではないことを容易に感じられる。干物やまんじゅうを売る店を横目に坂を下れば港とその先に広がる相模湾が現われ、港を入出る船の汽笛が合わさればエキゾチックさにトルクがかかる。週末ともなれば道を行きかう車の車格がぐっと上がりモナコとまではいかないまでも、首都圏ナンバーのラグジュアリーカーが往来する。この空気感はこの町特有のものだろう。近年ではロケーションの良さから「週末の家」として平日は東京や横浜で働き、休日は熱海でのんびりする「URBAN OUT」というライフスタイルを選ぶパターンも増え、海と山に囲まれた伊豆と相模の自然を背景に「休日は熱海の風呂にゆっくり浸かりたい」と思わせる日々を生活の一部としている層も増えている。たしかに、首都圏へのアクセス、温泉、景観、自然というリゾート資産の豊かさ、田舎以上都会未満というゆるい立ち位置は半分居住地として選ばれるのも必然だろう。昨今の新型コロナウィルスの影響で別荘から遠隔で仕事をし軸足を別荘に移すスタイルも現われ、都心に暮らす必要性が薄れ環境の良い場所に暮らすことの喜びを実感しているようだ。