SAWATARI

｜自然と一体となる軽井沢の隠れ家
谷間の高木が見守る自然に溶け込んだ場所

軽井沢・千ヶ滝別荘地の隠れ家。谷間にひっそりと佇む母屋と離れは、まるで森に浮かぶような浮遊感を持ち、周囲の自然と完全に調和している。650坪を超える敷地には、たまに水が流れる静かな沢が横たわり、風と鳥の声だけが響く静寂が広がる。谷間の高木が見守る中、自然に溶け込んだこの場所で、心安らぐひとときを楽しむことができるだろう。

music select｜So Danco Samba｜Tom Jobim｜03:40

｜ロケーション
空気は涼やかで澄み渡り

本物件は、軽井沢町・千ヶ滝別荘地の深奥に所在する。浅間山を背に、周囲には手つかずの自然が広がり、長きにわたって多くの文化人や知識層を惹きつけてきた地である。
この地域は、軽井沢における別荘文化の原点とされ、今もなお格別な静けさと気品を保ち続けている。空気は涼やかで澄み渡り、春から秋にかけては野鳥の声が辺りを満たし、風が梢をわたる音さえも趣に満ちている。喧騒と距離を取り、自然と調和しながら暮らすための特別な場所である。

｜ランドスケープ
立体的な風景が敷地内に広がる

敷地面積はおよそ661坪に達し、東南角に位置する開放感ある地形である。
敷地の中央部には、細い沢筋があり、そこには雨後や雪解けの季節に限って静かに水が現れる。常に水を湛えるものではないが、乾いた風景の中に潜む一瞬の潤いが、むしろ土地の静寂を際立たせている
敷地は北と南の二つの丘によって構成され、北の丘には母屋、南の丘には離れがそれぞれ据えられている。沢を挟んで穏やかに傾斜する地形は、建物同士の距離感に奥行きを生み、互いの存在を尊重しながらも精神的な連続性を保っている。

｜建物（母屋）
本物件ならではの贅沢な養生の時間

母屋は、木造と鉄筋コンクリート造を併用した堅牢な構造であり、森の中に浮かぶような高床式平屋建となっている。基礎部分にはガレージと大容量のストレージが配され、車から直接居住空間へとアクセスが可能である。ストレージはスキーやアウトドア用品、非常時の備蓄など、多用途に対応できる広さを有している。
リビングダイニングは、南向きのテラスと緩やかに連続し、屋内でありながら森の気配を肌で感じられる空間となっている。風が枝を揺らす音や、陽光のきらめきが、日々の生活に繊細な変化をもたらしてくれるだろう。
内装は無垢材を基調とし、重厚かつ柔らかな趣が空間を満たしている。薪ストーブが据えられていることで、冬には火の揺らぎが精神をゆるやかに解きほぐす。
さらに、ロウリュウ対応のサウナと水風呂を備え、本物件ならではの贅沢な養生の時間が用意されている。2つのベッドルームには、それぞれウォークインクローゼットが設置され、収納力と快適性を両立している。

｜建物（離れ）
短期滞在から長期滞在まで柔軟に対応できる

離れは、母屋と適度な距離感と視線の交差に配置され、互いに適度な干渉をもたせながら、独立性の高い空間となっている。
来客用のゲストルームとしての活用はもちろん、静かな書斎や、個人の趣味の場としても理想的である。三方に開放部を持つリビングスペースは、自然光を多く取り込み、周囲の森と一体化するような心地よさが感じられる。キッチンとバスルームも完備されているため、短期滞在から長期滞在まで柔軟に対応できる。構造は木造・合金メッキ鋼板葺の平屋建であり、簡潔ながらも品位ある造形を呈している。

物件概要 —Property Overview—