BUTTERCUP

｜プロローグ

それぞれの素敵な海時間

すこやかで幸せな時間が流れるビーチタウン「葉山」に建つ、さまざまなシチュエーションに使えるキュートな葉山の別荘をご紹介します。

｜The House

使う人の自由な演出が可能だ

❚ アウトライン

2004年に建築された建物は木造3階建ての構造となる。2019年にリモデルされ、現在はバケーションレンタルユニットとして使われている。間取り構成は2階のリビングフロアーを軸に上下階にベッドルームが振り分けられた各階のつながり感のあるレイアウトとなる。また、それぞれのフロアーは仕切りが無いことで、使う人の自由な演出が可能だ。面積的にはコンパクトだが数値よりもゆとりを感じるユニットといえる。

2F｜Living

3F｜Bedroom

1F｜ Theater Bedroom

2F｜Living

❚ デザイン

デザインについてフォーカスすると、エクステリアはビーチタウンらしく砂浜のカラーを踏襲したサンドカラーの外壁に質の良い木の質感を生かしたデザインが青空によく映えている。インテリアについては本件ユニットのネーミングらしく「可愛い女の子」が暮らしていそうな雰囲気が漂う。また、フロアーごとにクリエイティブ・リユースされシチュエーションに応じたデザインが施されている。

❚ 1^st | Conservative

エントランスフロアーとなる1階は吹き抜け感と明るい雰囲気が印象的だ。このフロアーにはシアターと寝室を併用した部屋が用意されている。デザインコードは上品で清潔感があり、少しツヤのあるコンサバ系といったところだ。現在の用途も良いが、ハイルーフとプライベート感のある空間を活かしスタジオやアトリエとして使っても良さそうだ。

❚ 2^nd | Feminine

メインフロアーとなる2階はオフホワイトでまとめられた仕切りの無い伸びやかな空間にデザインが美しい家具が適度に配され、整然と並ぶ腰窓から入る柔らかな自然光が部屋を包む優しそうで品のあるフェミニンスタイルのデザインとなる。

❚ 3^rd | Girly

最上階となる部屋は屋根裏的な空間をベースにラスティクなマテリアルと柔らかなファブリックがバランスよくあしらわれた、華やかで可愛く、どこか少女っぽさを感じさせるガーリーなデザインとなる。ベッドルームの脇にはシースルーのバスルームとその先にオープンテラスが用意され、葉山の海と山、そして広い空を眺められるプライベート感のある空間が用意されている。

｜葉山

成熟した文化とライフスタイル

神奈川県三浦半島西部の町「葉山町」。町の西側は4kmに渡る国内屈指の美しい海岸線に面し、東側は山々を背負う。海と山の恩恵を授かる風光明媚で夏涼冬暖なロケーションを背景に、ゆったりとした空気感の海辺の街として一年を通して人々で賑わう。

この街の表面的なイメージはショートパンツにデッキシューズを履いた真っ黒に日焼けしたイケオジがクルーザーのフライデッキで過ごしている姿や、大学ヨット部の学生たちがボートを押して通りを渡るまぶしい光景など、毛並みの良い富裕層の街という印象が強いが、町を知るほどにイメージは変わる。確かに富裕層が多く暮らす町ではあるが、この町の日常を眺めていると、それぞれの人がそれぞれの楽しみをもって自然体で過ごしていることを感じる。また、海と山の恩恵を知る人たちは環境への取り組みが行われ、成熟した文化とライフスタイルのある街に思える。

また、この街独特の空気感にも注目したい。昔は半農半漁の街だったが1894年の御用邸造営を機に温暖な気候と恵まれた自然環境が注目され政界人、実業家、学者などの別荘が建てられその流れは現在も続いている、これらの別荘に訪れる人々の嗜好にこたえるために努力を重ねた老舗の商店や料理店の品は次第に「葉山ブランド」と呼ばれた歴史がある。この「良いものへのこだわり」は自然発生的に町のスピリッツとなり穏やかな中に背筋の伸びた空気感が流れている。

東京から電車をうまく乗り継いで1時間ちょっと、都内へのアクセスも良いことを考えれば、この町で自然体で暮らすことは、すこやかで幸せな時間が送れるように思える。

｜ロケーション

森戸神社の「気」が周囲を包んで

本件ユニットは葉山のコーストラインを走る県道より海側のビーチサイドエリアにある。ユニットから100ｍ足らずの道のりに位置する最寄りのビーチは森戸海岸となり、葉山のメインビーチとなり江の島と富士山を眺める浮世絵にも描かれた名勝地でもある。また、夏にはオーガニック、スタイリッシュ、昔ながらの海の家が立ち並び、葉山らしいビーチカルチャーを感じる。この浜には一年を通してたくさんの人々が訪れ、それぞれの素敵な海時間を過ごす光景はじつにシンプルで贅沢だ。本件ユニットでの暮らしもこのビーチと共にあり、海に向かう小径の角を曲がる度に増していく海の気配と陽光に胸が高鳴り、砂の着いた足で家に帰るシチュエーションは幸福そのものだ。サップで夕陽に向かって漕ぎ出し、富士山を背景に夕暮れの海をジョギングするような感覚で滑る時間は葉山暮らしならではの極上の日常といえるだろう。

また、森戸周辺は他のビーチエリアと異なる空気感がある。それは、富士山を背に海にせり出して佇む森戸神社の「気」が周囲を包んでいるからだろう。葉山の総鎮守となる森戸神社はこの地域のよりどころであり、この社を中心に町の営みがある。本件ユニットから森戸神社までは700ｍ足らずの距離にあり神社とともに暮らしている感を色濃く感じる恵まれた環境にある。

｜Information

森戸神社の「気」が周囲を包んで

1. ・森戸神社 ①
2. ・森戸神社 ②


3. ・森戸海岸「海の家」


4. ・葉山国際カンツリー倶楽部


5. ・葉山パブリックコース


6. ・SCAPES THE SUITE（レストラン）


7. ・葉山セーリングカレッジ


8. ・葉山マリーナ

｜まとめると

利用の選択幅が広いユニットといえる

首都圏アーバンリゾートの中でも海と山の豊かな自然を背景に洗練されたライフスタイルが生きづく葉山において、町のメインビーチである森戸海岸と鎮守の森戸神社がすぐそばにある恵まれたロケーションにあり自然体で過ごせる環境は一番の魅力といえる。建物はフロアーごとに表情を変えるデザインと空間の広さは自由な演出が可能となる。このロケーションの良さと建物の性質を考えると、別荘や住居としての利用はもちろんだが、既に実績のある宿泊施設として運用やスタジオやアトリエとしての使い方もできる利用の選択幅が広いユニットといえる。

｜物件概要

物件名 / Buttercup（バターカップ）
販売価格 / 12,800万円（税込）
物件種別 / 中古戸建
所在地 / 神奈川県三浦郡葉山町堀内
交通 / 京浜急行電鉄逗子線「逗子・葉山駅」より約3.1km
土地面積 /100.00㎡（約30.25坪）　
延床面積 /112.00㎡（約33.88坪）
構造 / 木造合金メッキ鋼版葺・陸屋根3階建
建築年 / 2004年5月
間取り / 2LDK+TERRACE
現況 / バケーションレンタルとして稼働中
特徴 / 宿泊事業可能ユニット
眺望/ 相模湾
取引態様 / 仲介
物件番号 /HK-0348