ZAWAWA

T E N K U

美しくも迫力ある眺めに心が和む

沖縄本島南部の街「南城市」。那覇空港、那覇市街から車で40分程の距離に位置するコンパクトな街。同市には世界文化遺産に指定される琉球王国の聖域「斎場御嶽」や神の島として崇められる久高島があり琉球民族発祥の地として知られている。今回紹介するユニット「ZAWAWA」は同市の中央に位置し小高い丘の上に広がる整然と区画されたコミュニティの一画にある。フラットな敷地の面積は約240坪、間口の広さと奥行きも申し分ない。建物のプランニングの自由度とゆとりのあるランドスケープのしやすさが想像できる。敷地を奥に進むとこのユニットの一番の魅力となる景色が広がる。道路からは見えなかった眺めが敷地の先端に進むにつれ現れるギャップに心が躍る。コバルトブルーの入江と青々と茂る森、美しくうねる丘陵と真っ青な空とのコントラストが美しい風車、パッチワーク状に広がる田畑、ここには海と山と大地の様々な景色がバランス良く存在し、美しくも迫力ある眺めに心が和む。このエリアを「天空」と形容した記事を目にしたが、その形容に納得感を覚える。また、景色側は北向きとなり陽光の強い沖縄で眺めを生かしたウインドウレイアウトもできる。ビューハウスを造るうえでこれほど条件の整ったロケーションはそうはないだろう。また、大都市への距離感も良く長期滞在にも向いている。加えて店舗や宿泊施設も行えるエリアであることも敷地の資産性を考えるうえで評価したい要素だ。ビーチフロントのロケーションには無い「山の手」感のある魅力的な沖縄の土地をご紹介します。